定例研究会報告  森 章司

2009.02.26

 2月25日(水)に2月の定例研究会を行い、主に「モノグラフ」第14号に掲載する3つの論文(2009年度第1回研究会の報告を参照さ れたい)の内容 を検討しました。中でもっとも議論になったのは、一般に古いと考えられているSuttanipātaなどの偈頌で書かれた経の内容は、 釈尊の生涯の初期の状況を示しているのかということでした。また議論が展開して、それらが本当に古い成立なのかということについても疑問が提出されまし た。なお3月の定例研究会は、「モノグラフ」第14号の合宿校正会に代えることになりました。(森 章司 2009.2.26)