キーワード:

通商路、遊行路、陸路、水路、陸上交通、水上交通、道路、水路、交通手段、道路の幅員、道路の舗装、道路に付帯する設備、通行の安全、南道、北道、中国、辺国、仏教中国、『インド誌』、『実利論』、法顕、玄奘、インド道路地図


 本稿は原始仏教聖典に記されている記述を材料にして、釈尊や仏弟子たちがどのようなルートをたどって遊行したか、あるいは商人たちはどのようなルートを通って通商したかということを調査し、その結果を地図上に描いてみようとしたものである。
 なぜわれわれがこのような途方もない、あるいは「釈尊伝の研究」には何の役にも立ちそうにないことを調査してみようと考えたかについては、冒頭の「研究の目的と方法」をご参照いただきたい。
 この結論は【完成地図】-①と【完成地図】-②をご覧いただければ一目瞭然である。ただしこの地図はこのホームページ上にはアップしないので、「モノグラフ」本体をご参照いただきたい。版権などの微妙な問題があるとも予想されるからである。

 なお巻末に「『原始仏教聖典資料による釈尊伝の研究』既刊号目録」を付した。これは、[1]発行年月順目録、[2]著者別目録、[3]標題の語句索引、の3部からなっている。別の機会に何らかの形でアップする予定である。