12月 定例研究会  森 章司

2009.12.28

今年度最後の研究会を12月25日に行いました。

 2009年度最後の12月定例研究会を25日(金)に行いました。
 本澤・岩井担当の「ジーヴァカの研究(仮題)」は、調査すればするほど説話的な伝承が混乱していることが判明してきて、論文構想にはっきりした見通しが ついていないというのが現状です。
 森担当の「サンガにおける紛争解決と犯罪裁判」と「紛争解決法としての多数決とその理念」の2つの論文は完成し、その概要を報告して、研究分担者に校正 をお願いしました。
 森は続いて、かつて中島克久が草稿としてまとめていた「ライフステージ年齢資料の整理と平均および最頻値」なる資料集を、「原始仏教聖典などにみる就 学・結婚などの平均年齢(仮題)」という論文に編成しなおす作業に入り、以上の3つの論文を「モノグラフ」第16号に収載して、来年の2月中に刊行する予 定としました。
 今年度も中央学術研究所の皆さまはじめたくさんの方々にこの研究を応援していただき、感謝に堪えません。来年度もよろしくお願いいたします。

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